日本歴史地名大系 「春近庄」の解説 春近庄はるちかのしよう 福井県:坂井郡春江町春近庄荘域は、現安沢(やすさわ)・高江(たかえ)・田端(たばた)・金剛寺(こんごうじ)・松木(まつき)・本堂(ほんどう)・西太郎丸(にしたろうまる)・東太郎丸・針原(はりばら)・江留上(えどめかみ)・布施田新(ふせだしん)・取次(とりつぎ)・江留下、および福井市二日市(ふつかいち)町付近一帯に比定される。「吾妻鏡」に載せる建久元年(一一九〇)四月一九日の内宮役夫工料未済注文に越前国「春近」がみえる。観応三年(一三五二)の足利義詮袖判下文案(古証文)に<資料は省略されています>とみえ、当庄地頭職四分一が、勲功の賞として本郷家泰に宛行われている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by