昨夢(読み)さくむ

精選版 日本国語大辞典 「昨夢」の意味・読み・例文・類語

さく‐む【昨夢】

  1. 〘 名詞 〙 昨夜ゆめ。転じて、はかなく消えていくもの。
    1. [初出の実例]「生死涅般猶昨夢の如しといへるも、あはれにこそ覚ゆれ」(出典:類従本海道記(1223頃)菊川より手越)
    2. [その他の文献]〔李白‐書情寄従弟州長史昭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む