昼仕舞(読み)ひるじまい

精選版 日本国語大辞典 「昼仕舞」の意味・読み・例文・類語

ひる‐じまい‥じまひ【昼仕舞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正午で仕事を終えること。半どん。
    1. [初出の実例]「あの声は己(おら)が内の声だのう。〈略〉今日は昼仕舞(ヒルジマヒ)かしらん」(出典滑稽本・四十八癖(1812‐18)三)
  3. 遊里で、芸娼妓を揚げる時間制の一つ。朝から暮(六つ)までのあいだ芸娼妓を予約すること。芸娼妓が自費で、その時間を確保することにもいう。
    1. [初出の実例]「けふは何屋の昼(ヒル)じまいと身ごしらへなぞする内」(出典:洒落本・突当富魂短(1781)深川の遊び)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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