時任一彦(読み)トキトウ カズヒコ

20世紀日本人名事典 「時任一彦」の解説

時任 一彦
トキトウ カズヒコ

明治〜昭和期の農業物理学者



生年
明治4年5月25日(1871年)

没年
昭和32(1957)年6月21日

出生地
鹿児島県

学歴〔年〕
札幌農学校〔明治30年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔大正3年〕

経歴
明治30年札幌農学校助教授となり、38年教授。のち東北帝大助教授を経て北海道帝大教授、同農学部長。大正9年退官後同大名誉教授。新渡部稲造の指導で日本初の泥炭地研究着手、泥炭地開発に貢献した。著書に「泥炭地改良及泥炭利用論」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「時任一彦」の解説

時任一彦 ときとう-かずひこ

1871-1957 明治-昭和時代前期の農業物理学者。
明治4年5月25日生まれ。母校札幌農学校,その後身の東北帝大農科大学の教授,北海道帝大の教授,農学部長をつとめた。泥炭地開発の研究にとりくむ。昭和32年6月21日死去。86歳。鹿児島県出身。著作に「泥炭地改良及泥炭利用論」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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