時吉名(読み)ときよしみよう

日本歴史地名大系 「時吉名」の解説

時吉名
ときよしみよう

薩摩国建久図田帳には、東郷(とうごう)別符五三町二反のうちとして「時吉十五町 郷司名主在庁道友」と島津庄寄郡の「時吉十丁七段」「郷司在庁道友」、高城(たき)郡公領一四二町のうちに「時吉十八町 名主在庁道友」、薩摩郡三五一町三反内に島津庄寄郡の「時吉六十九町」「名主在庁道友 地頭右衛門兵衛尉」とある。在庁道友は薩摩国衙の在庁官人大前道友のことで、薩摩国建久図田帳(喜入肝付家文書)の末尾に「掾大前」と署名している。時吉は大前氏の仮名とみられ、答(けどう)院にも在庁道友を本名主とする時吉一五町(現宮之城町)があった。比定地は高城郡・薩摩郡の時吉名については不明。東郷別符の二筆のうち一五町のほうは現城上(じようかみ)町の時吉に比定され(川内市史)、島津庄寄郡のほうは東郷山田(やまだ)村(現東郷町)の別府(べつぷ)に比定する説が一般的である(東郷町郷土史)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む