時知る雨(読み)ときしるあめ

精選版 日本国語大辞典 「時知る雨」の意味・読み・例文・類語

とき【時】 知(し)る雨(あめ)

  1. ( 時期を限って降るところから ) 時雨(しぐれ)異称
    1. [初出の実例]「長月の時しる雨や染つらんまさきのうはは紅葉しにけり〈藤原仲実〉」(出典:万代和歌集(1248‐49)秋下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android