長月(読み)ナガツキ

大辞林 第三版の解説

ながつき【長月】

〔「ながづき」とも〕
陰暦九月の異称。菊月。 [季] 秋。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

長月
ながつき

陰暦9月の異称。語源は明らかではないが、中古以来、夜がようやく長くなる月の意の夜長月の略称といわれてきた。稲熟(いなあがり)月、稲刈(いなかり)月、穂長月などが変化したものとする説もあり、近時では、9月は5月と並ぶ長雨の時季で「ながめ」とよぶ物忌みの月だからとする折口信夫(おりくちしのぶ)の見解もある。この月は菊の花の盛りにあたるため菊月ともいい、また紅葉の季でもあるため紅葉(もみじ)月、木染(きぞめ)月などの称もあるほか、漢名では季秋、無射(ぶえき)、玄月(げんげつ)などともいう。[宇田敏彦]

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