デジタル大辞泉 「晰」の意味・読み・例文・類語 せき【晰】[漢字項目] [音]セキ(漢) [訓]あきらかはっきりと見分けのつくさま。あきらか。「明晰」[補説]「晳」は異体字。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「晰」の読み・字形・画数・意味 晰12画(異体字)12画 [字音] セキ[字訓] あきらか・しろい[説文解字] [字形] 形声声符は析(せき)。〔玉〕に折(せつ)声のを正字とし、晢を重文として録し、「らかなり」という。また制(せい)声の字をも録している。〔説文〕七下に白に従う皙の字があり、「人の色白きなり」という。〔論語〕にみえる曾子の父曾点(點)は、字は子皙、色の黒白によって対待の義をとり、名字とする。皙はのちの形に誤記されることが多く、また晰とも混用されるが、晰は日光の昭晰なること、皙・は人の色白であることをいう。[訓義]1. あきらか。2. 皙と通じ、しろい、色白。[古辞書の訓]〔名義抄〕晰 アキラカナリ・アキラカニ 〔立〕晰 サトル・テラス・アキラカナリ・シラシラシ[語系]〔玉〕に()を「之切」tjiatの音とする。折声によむ。析声の皙syekは・晰と異なる字とみるべきである。[熟語]晰晰▶・晰理▶・晰類▶[下接語]昭晰・明晰 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報