デジタル大辞泉
「暇乞い」の意味・読み・例文・類語
いとま‐ごい〔‐ごひ〕【▽暇乞い】
[名](スル)
1 別れを告げること。別れの言葉。「故郷に帰りますので暇乞いに参りました」
2 ひまをくれるように願い出ること。「主人に暇乞いする」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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いとま‐ごい‥ごひ【暇乞】
- 〘 名詞 〙
- ① ひまをくれるように願い出ること。〔文明本節用集(室町中)〕
- ② 別れを告げること。別れのあいさつをすること。また、そのあいさつ。
- [初出の実例]「『いざや、今一度母を見たてまつらん』とて、いとまごひにぞいでける」(出典:曾我物語(南北朝頃)七)
- ③ 別れること。別離。最後。
- [初出の実例]「若しも行かねば絶体絶命、是が暇乞にならうも知れぬ」(出典:浄瑠璃・関取千両幟(1767)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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