最新 地学事典 「曙層群」の解説
あけぼのそうぐん
曙層群
Akebono Group
山梨県南巨摩郡身延町の曙川を模式地として,従来の富士川層群の最上部の曙礫岩層を,柴正博ほか(2013)が改訂。曙層群が鮮新世のファンデルタシステムで形成されたのに対し,下位の地層群は後期中新世の海底扇状地システムにより堆積していることから,両者が区別された。曙層群は,下位からデルタ前置部下部に堆積した川平層,前置部に堆積した中山層,頂置部に堆積した平須層からなる。川平層の礫は主に北東から供給され,中山層と平須層の礫は南西から供給された。参考文献:柴 正博ほか(2013) 地球科学,Vol. 67: 1.
執筆者:柴 正博
参照項目:富士川層群
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

