曝る(読み)サル

デジタル大辞泉 「曝る」の意味・読み・例文・類語

さ・る【×曝る】

[動ラ四]れる」に同じ。
一つ髑髏有り。久しきをて日に―・りたるも」〈霊異記・下〉
[動ラ下二]さ(曝)れる」の文語形

しゃ・る【×曝る】

[動ラ下二]さる」の音変化。
「白く―・れたる頭なり」〈盛衰記一九

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「曝る」の意味・読み・例文・類語

さ・る【曝・晒】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 長い間太陽や風雨にさらされたため、色があせたり形が変じたりする。
    1. [初出の実例]「身を投げ、骨を曝(サリテ)、髑髏の中、舌を著けて爛れず。〈真福寺本訓釈 曝 サリテ〉」(出典日本霊異記(810‐824)下)
  2. [ 2 ] 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙される(曝)

しゃ・る【曝・晒】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙しゃれる(曝)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android