曲突徙薪(読み)きょくとつししん

精選版 日本国語大辞典 「曲突徙薪」の意味・読み・例文・類語

きょくとつ‐ししん【曲突徙薪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「漢書‐霍光伝」の「曲突徙薪、亡恩沢」による ) 煙突を曲げ、薪をわきへ移して、火災を予防すること。わざわいを未然に防ぐことのたとえ。→焦頭爛額(しょうとうらんがく)
    1. [初出の実例]「曲突徙薪に恩沢無、焦頭爛額上客為と申如、私は先々の事を考まして、万全の計を致てしんぜましたれども」(出典:隣語大方(18C後)二)

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四字熟語を知る辞典 「曲突徙薪」の解説

曲突徙薪

煙突を曲げ、薪をわきへ移して、火災を予防すること。わざわいを未然に防ぐことのたとえ。

[解説] 「曲突」は煙突の出口を外へ曲げること、「徙薪」は薪を他方へ移すこと。

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