書き遊ぶ(読み)カキスサブ

デジタル大辞泉 「書き遊ぶ」の意味・読み・例文・類語

かき‐すさ・ぶ【書き遊ぶ】

[動バ四]気の向くままに書いて楽しむ。慰みに書く。かきすさむ。
「御硯ひきよせて、―・びて」〈夜の寝覚・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「書き遊ぶ」の意味・読み・例文・類語

かき‐すさ・ぶ【書遊】

  1. 〘 他動詞 バ四段活用 〙 慰みに書く。興にまかせて書く。かきすさむ。
    1. [初出の実例]「畳紙(たたうがみ)手習のやうにかきすさび給ふ」(出典源氏物語(1001‐14頃)空蝉)

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