書崩(読み)かきくずし

精選版 日本国語大辞典 「書崩」の意味・読み・例文・類語

かき‐くずし‥くづし【書崩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 字画を省略して書くこと。くずし。
  3. 草体に書くこと。
  4. 書き損じて、無駄にしたもの。書き損じ。書きつぶし。反古(ほご)
    1. [初出の実例]「ちぎった書き崩しを拾って、くちゃくちゃに揉んだのを披(ひろ)げて」(出典千鳥(1906)〈鈴木三重吉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android