書残す(読み)カキノコス

デジタル大辞泉 「書残す」の意味・読み・例文・類語

かき‐のこ・す【書(き)残す】

[動サ五(四)]
書いてあとに残す。「遺言を―・す」
書くべきことを書かないで残す。「時間不足で後半を―・す」
[類語]書き捨てる

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精選版 日本国語大辞典 「書残す」の意味・読み・例文・類語

かき‐のこ・す【書残】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 書いて後に残す。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「此書置は事細かに書遺(カキノコ)しました一通で」(出典真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉二〇)
  3. 書くべきものを書かないままにする。

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