書漏らす(読み)カキモラス

デジタル大辞泉 「書漏らす」の意味・読み・例文・類語

かき‐もら・す【書(き)漏らす】

[動サ五(四)]うっかりして書くべき事柄を書かずにおく。書き落とす。「お礼の言葉を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書漏らす」の意味・読み・例文・類語

かき‐もら・す【書漏】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 書かなくてはならない部分を抜かして書く。書き入れるのを忘れる。書きおとす。
    1. [初出の実例]「うるさく何となきこと多かるやうなれば、例の書きもらしたるなめり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)椎本)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android