書漏らす(読み)カキモラス

デジタル大辞泉 「書漏らす」の意味・読み・例文・類語

かき‐もら・す【書(き)漏らす】

[動サ五(四)]うっかりして書くべき事柄を書かずにおく。書き落とす。「お礼の言葉を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「書漏らす」の意味・読み・例文・類語

かき‐もら・す【書漏】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 書かなくてはならない部分を抜かして書く。書き入れるのを忘れる。書きおとす。
    1. [初出の実例]「うるさく何となきこと多かるやうなれば、例の書きもらしたるなめり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)椎本)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android