曼殊院本古今集(読み)まんしゅいんぼんこきんしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「曼殊院本古今集」の意味・わかりやすい解説

曼殊院本古今集
まんしゅいんぼんこきんしゅう

平安古筆の一つ。伝藤原公任 (きんとう) 筆。京都の曼殊院に伝わる『古今和歌集』巻 17の零本 (欠巻が多く残存の少いふぞろい本) 1巻。国宝。縦 14.2cmの小巻で,料紙は鳥の子紙各色の染紙。書は繊麗濃淡もさわやかで,古筆中類例のない書風をなしている。巻末に正安1 (1299) 年の右金吾藤原嗣実の奥書がある。

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