曾呂村(読み)そろむら

日本歴史地名大系 「曾呂村」の解説

曾呂村
そろむら

曾呂川中・上流域に位置する。天正一九年(一五九一)一〇月二四日の里見義康知行宛行状(岡崎家文書)に「曾呂之郷」とみえ、同郷の田地三貫代が地引内匠助に宛行われている。地引内匠助は小町こまち在住の大工で、清澄番匠の棟梁と目される。慶長二年(一五九七)の安房国検地高目録には曾呂村とあり、高一千九六三石余(うち田方一千一一四石余)、里見氏直轄領。同一一年の里見家分限帳では同氏直轄領一千九五〇石余のほかに堀内河内領一〇石・宝光ほうこう寺領三石がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む