曾遊(読み)そうゆう

精選版 日本国語大辞典 「曾遊」の意味・読み・例文・類語

そう‐ゆう‥イウ【曾遊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぞうゆう」とも ) 以前おとずれたことがあること。今までに遊覧したことがあること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「黄梅時節岐蘇路、回首曾遊廿五年」(出典:山陽詩鈔(1833)八・画題)
    2. 「わが曾遊の地に来たる楽しさをば、君もおもひ遣り給へといふ」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉一故人)
    3. [その他の文献]〔沢維顕‐冬夜感懐詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「曾遊」の読み・字形・画数・意味

【曾遊】そうゆう

前遊。

字通「曽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android