デジタル大辞泉
「最大酸素摂取量」の意味・読み・例文・類語
さいだい‐さんそせっしゅりょう〔‐サンソセツシユリヤウ〕【最大酸素摂取量】
人が体内に取り込むことのできる酸素の1分間あたりの最大量。単位はml/kg/分で、体重1キログラムあたり、1分間で何ミリリットルの酸素を摂取するかを表す。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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最大酸素摂取量
さいだいさんそせっしゅりょう
maximal oxygen uptake
運動中に体内に摂取される酸素の単位時間当たりの最大値。有酸素的 (エアロビック) 作業能力の最も良い指標とされ,持久力を必要とするマラソン選手などでは,この値が高い。1分間・体重 1kg当たりの数値で示され,一般人では 40~45ml/kg/分。マラソン選手などでは 80ml/kg/分以上となる。測定にはトレッドミルなどエルゴメータが用いられる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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最大酸素摂取量
運動により酸素の摂取量を増やしたときに個人が取り込める最大の酸素量.
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の最大酸素摂取量の言及
【身体適性】より
…もう一つの方法として,比較的はげしい運動をさせたときの心肺機能の応答から,その人の最大可能な身体作業能力を求めて身体適性の指標にすることもできる。この場合には,深く速くなった呼吸と心臓活動で筋肉群に送りこみ消費される酸素の量の最大値(最大酸素摂取量)を求める方法がよく使われる。さらに,もっと実際的に所定の運動を行わせて,その運動能力の速度や精度から適性をみることもできる。…
※「最大酸素摂取量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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