デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「最蓮房」の解説 最蓮房 さいれんぼう ?-? 鎌倉時代の僧。京都生まれの天台宗の学僧といわれるが,くわしいことは不明。なんらかの罪で佐渡(新潟県)に配流される。文永9年(1272)流されてきた日蓮に帰依。建治(けんじ)元年ごろ京都にもどったという。日蓮から「生死一大事血脈(けちみゃく)鈔」「立正観抄」など13編ほどの文書をかきあたえられている。法名は日浄,日栄。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例