ベートーベンが1801年に作曲したピアノ・ソナタ第14番嬰(えい)ハ短調(作品27の2)の通称。「月光」という題名は作曲者がつけたものではなく、この作品が出版されたのちに、詩人レルシュタープLudwig Rellstab(1799―1860)が第1楽章を「スイスのルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のよう」と形容したことに由来している。ベートーベン自身は「幻想曲のように」と指示を与えているだけであるが、楽想自体に想像力を刺激するところがあるらしい。盲目の少女のために月の光のなかで作曲した、というような逸話が多く残されている。しかし、この3楽章のソナタにとって重要なのは、むしろベートーベンが堅固なソナタ形式と自由な幻想曲のスタイルを融合させようと試みたところにある。
[三宅幸夫]
アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...