月切鉄砲(読み)つきぎりてっぽう

精選版 日本国語大辞典 「月切鉄砲」の意味・読み・例文・類語

つきぎり‐てっぽう‥テッパウ【月切鉄砲】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、何月から何月までと月を限って百姓に使用することを許可した鉄砲。鹿・猪などで、農作物被害が甚大な場合、百姓の嘆願により許された。
    1. [初出の実例]「何国何郡何村月きり鉄炮 右、拙者領分之内、鹿猪多出、作毛荒し、百姓迷惑仕候」(出典:徳川禁令考‐後集・第一・巻五・享保二年(1717))

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