月小屋(読み)ツキゴヤ

デジタル大辞泉 「月小屋」の意味・読み・例文・類語

つき‐ごや【月小屋】

かつて月経の期間中、女性家族から離れて別居生活をした小屋出血けがれとされ、同じ火で煮炊きしたものを食べると穢れが移るといって別火生活をさせた。他屋たや

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「月小屋」の意味・読み・例文・類語

つき‐ごや【月小屋】

〘名〙 月経中の女性が家族から離れ、食事を別に調理して暮らすための小屋。血を不浄と見る風習による。東海から西に多く、第二次世界大戦頃まであったという。他火(たび)小屋。不浄小屋。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android