デジタル大辞泉 「月輪関白」の意味・読み・例文・類語 つきのわ‐かんぱく〔‐クワンパク〕【月輪関白】 《京都東山の月輪に山荘を営んだところから》九条兼実くじょうかねざねの異称。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「月輪関白」の意味・読み・例文・類語 つきのわ‐かんぱく‥クヮンパク【月輪関白】 ( 京都東山の東福寺から泉涌寺にかけての一帯を「月輪」とよび、東福寺の東に御所月輪殿を営んでいたところから ) 九条兼実を指していう。[初出の実例]「おなじ六年、女御参り給ふ。月輪関白殿の御女なり」(出典:増鏡(1368‐76頃)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の月輪関白の言及 【九条兼実】より …しかし源通親が外戚の地位を利して政権をにぎるに及んで96年(建久7)廟堂を追われ,以後は隠棲生活を送った。1202年(建仁2)出家して円証と称し,九条の地に月輪殿を営んで月輪関白とよばれた。07年(承元1)没して父と同じく九条の地の法性寺(ほつしようじ)に葬られて後法性寺関白とよばれた。… ※「月輪関白」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by