有られぬ(読み)あられぬ

精選版 日本国語大辞典 「有られぬ」の意味・読み・例文・類語

あられ‐ぬ【有ぬ】

  1. 〘 連体詞 〙 ( 動詞「あり(有)」に、可能の助動詞「る」の未然形が付き、それに打消の助動詞「ず」の連体形が付いて一語化したもの ) そうあってはならない。思いもかけない。とんでもない。似合わしくない。あられもない。あらぬ。
    1. [初出の実例]「一乗寺僧正は、大嶺へは二度通られたり。蛇をみる法行はるる。又龍の駒などを見などして、あられぬありさまをして、行ひたる人なり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)五)
    2. 「おはぐろ落としつあられぬさまで」(出典:浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(1712頃)上)

有られぬの語誌

類義の「あらぬ」より主観的意味合いが強い。近世には漸次「あられもない」が用いられるようになる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む