有儘(読み)ありのまま

精選版 日本国語大辞典 「有儘」の意味・読み・例文・類語

あり‐の‐まま【有儘】

  1. 〘 名詞 〙 ( ラ変動詞「あり(有)」の連用形格助詞「の」と、形式名詞「まま」の結び付いたもの ) 実際にあるとおり。事実のとおり。ありてい。あるがまま。ありのまにまに。
    1. [初出の実例]「問はせ給ひつれば、ありのままになんきこえさせつる」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)
    2. 「ありのままを寿平次に告げに寄ったのは」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む