普通の名詞を「実質名詞」とするのに対して、実質的な意味が希薄で、多くの場合、連体修飾成分を伴って用いられる名詞を「形式名詞」とよぶ。たとえば、「いやなことでもしなければならないときがある」「おいしいものを好きなひとと食べるのは最高だ」の「こと・とき・もの・ひと」などがそれである。ただし、「ことがことだから」「ひとはだれでもそうだ」などのように独立して使われることもあるから、実質名詞との間に明確な一線を引くことはむずかしい。形式名詞の名称を、「そのほうがいい」の「ほう」のように単独では使えない語に限ることも考えられるが、それだと所属語数がきわめて少なくなり、分類そのものが無意味になろう。
[山口佳紀]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新