有卦無卦(読み)うけむけ

精選版 日本国語大辞典 「有卦無卦」の意味・読み・例文・類語

うけ‐むけ【有卦無卦・有気無気】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽道でいう幸運と不運の年回り。有卦に入れば七年吉事多く、無卦に入れば五年凶事が続くという。
    1. [初出の実例]「うけむけは元五行家の説にして〈略〉皇朝にもふるく伝はりしなるべし。されども仮名暦に書載ることは貞享よりなりといへり」(出典:古今要覧稿(1821‐42)八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android