デジタル大辞泉 「無卦」の意味・読み・例文・類語 む‐け【無×卦】 陰陽道おんようどうで、生年の干支えとによる運勢の凶運を示す年まわり。この年まわりにあたると、凶事が5年続くという。→有卦うけ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「無卦」の意味・読み・例文・類語 む‐け【無卦・無気】 〘 名詞 〙 する事なす事みな凶方へ向かう縁起の悪い年まわり。五年間続く。陰陽家の説で、人の年まわりを、生年と五行、十二運の関係から吉と凶とに分け、「胎・養・長・沐・冠・臨・帝」の七つに当たる年を万事によい有卦(うけ)とし、「衰・病・死・墓・絶」の五つに当たる年を万事に悪い無卦とする。[初出の実例]「無卦は衰の運に入て絶の運迄也、此の五ケ年の間は万事に不吉也」(出典:頭書長暦(1688)中(古事類苑・方技三))無卦の補助注記正字は「有気・無気」。「有卦・無卦」は仮借。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例