有想(読み)うそう

精選版 日本国語大辞典 「有想」の意味・読み・例文・類語

う‐そう ‥サウ【有想】

〘名〙 仏語知覚、表象作用のあること。また、そのもの。⇔無想
※幸若・笛巻(室町末‐近世初)「有想といへる心は、万の物を有と見る。是は有想のまよひとて地獄におつるはじめなり」 〔金剛経

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