有難山の鳶烏(読み)ありがたやまのとんびからす

精選版 日本国語大辞典 「有難山の鳶烏」の意味・読み・例文・類語

ありがたやま【有難山】 の 鳶烏(とんびからす)

  1. ありがたいの意の「有難山」に、「鳶烏」を添えた語。「鳶烏」には特に意味はなく、このほか寒烏(かんがらす)」「宝心丹(ほうしんたん)」「時鳥(ほととぎす)」など種々の語を添えた。
    1. [初出の実例]「『よしよし。是は有難山のほうちんたん』と、茶づけにしてざらざら」(出典:洒落本・南閨雑話(1773)怖勤の体)
    2. 「これはありがた山のとんびからす」(出典:黄表紙・金々先生栄花夢(1775))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む