服部正一郎(読み)ハットリ ショウイチロウ

20世紀日本人名事典 「服部正一郎」の解説

服部 正一郎
ハットリ ショウイチロウ

昭和・平成期の洋画家 日本美術学校名誉校長。



生年
明治40(1907)年11月17日

没年
平成7(1995)年3月20日

出生地
茨城県竜ケ崎市

学歴〔年〕
日本美術学校洋画科〔昭和4年〕中退,太平洋研究所卒

主な受賞名〔年〕
日本芸術院賞〔昭和43年〕「水郷」,勲三等瑞宝章〔平成4年〕

経歴
昭和4年二科展で「ぶどう棚」が初入選。目白アトリエを構える。従軍画家を経て、農業の傍ら制作。27年二科会会員となり、53年常務理事。代表作に「橋」(政府買上げ)「知床」(国立公園買上げ)「春堤」(東京都美術館蔵)など。平成6年4月再開された日本美術学校名誉校長となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「服部正一郎」の解説

服部正一郎 はっとり-しょういちろう

1907-1995 昭和-平成時代の洋画家。
明治40年11月17日生まれ。昭和4年二科展に初入選。43年「水郷」で芸術院賞。安井曾太郎にまなび,郷里茨城県の水郷風景を得意とした。62年芸術院会員。平成7年3月20日死去。87歳。日本美術学校中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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