朝出(読み)アサデ

デジタル大辞泉 「朝出」の意味・読み・例文・類語

あさ‐で【朝出】

朝早く出かけること。特別に朝早くから仕事にかかること。はやで。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝出」の意味・読み・例文・類語

あさ‐で【朝出】

  1. 〘 名詞 〙 朝早く出かけること。職人などが、普通とは異なり、特別に朝早くから仕事にかかること。はやで。
    1. [初出の実例]「降る雪の花野に出でて賤の女もあさでの若菜今や摘むらん〈土御門院小宰相〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一)
    2. 「朝出の漁夫(ぎょふ)があみのめに見付て」(出典浄瑠璃・心中天の網島(1720)橋尽し)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む