朝日庄(読み)あさひのしよう

日本歴史地名大系 「朝日庄」の解説

朝日庄
あさひのしよう

春部かすがべ郡内の皇室領荘園。所在地、荘域ともに確定できないが、康治二年(一一四三)七月一六日付安食庄検注帳案(醍醐寺文書)の書出し部分に、田地分として「皇后宮領朝日庄一町一」と記し、同じく畑地分として「皇后宮御領」とみえ、同郡東条とうじように属する安食あじき庄四至内に若干の荘田畑があった。これらの田畑は一八条馬屋里および頸成里にある程度のまとまりをもって分布しており、坪付から数えると田地二町九反大・畑地一反三〇〇歩となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む