木ノ新保七番町(読み)きのしんぼしちばんちよう

日本歴史地名大系 「木ノ新保七番町」の解説

木ノ新保七番町
きのしんぼしちばんちよう

[現在地名]金沢市此花町このはなまち本町ほんまち二丁目・堀川町ほりかわまち新保しんぽ

白髭前しらひげまえから北へ続く通りを挟む両側町。通りの北に西へ向かい上安江かみやすえ村に入る小路があった。東の一部が木ノ新保町に接する以外、周りは上安江村に接する。江戸時代には武家地と足軽組地があり、明治二年(一八六九)木ノ新保七番町として町立てされた。

延宝町絵図ではこの地一帯は一柳直興の縮所で、その北にさらに足軽組地があった。一柳直興は伊予西条藩主であったが、寛文五年(一六六五)不行跡を理由に改易除封となり、加賀藩御預の身となった(徳川実紀)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む