木の芽張る(読み)コノメハル

デジタル大辞泉 「木の芽張る」の意味・読み・例文・類語

このめ‐は・る【木の芽張る】

[動ラ四]木の芽が膨らむ。木の芽がもえ出る。「張る」を「春」に掛けて用いることが多い。 春》
四方山よもやまに―・る雨降りぬれば父母かぞいろはとや花の頼まむ」〈千載・春上〉

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精選版 日本国語大辞典 「木の芽張る」の意味・読み・例文・類語

このめ【木芽】 張(は)

  1. 木の芽が萌え出る。木の芽がふくらむ。多く、「はる」を「春」にかけていう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「霞たちこのめも春の雪ふれば花なきさとも花ぞちりける〈紀貫之〉」(出典:古今和歌集(905‐914)春上・九)

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