木下慎之助(読み)きのした しんのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木下慎之助」の解説

木下慎之助 きのした-しんのすけ

1849-1864 幕末武士
嘉永(かえい)2年9月生まれ。土佐高知藩の郷士。兄嘉久次(かくじ)とともに尊攘(そんじょう)運動にくわわる。元治(げんじ)元年7月清岡道之助らと攘夷(じょうい)の藩論決定を要求して野根山岩佐関所に集結。のち捕らえられ,同年9月5日奈半利(なはり)河原で処刑された。16歳。同志23人のうちの最年少という。名は彝正。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android