木井馬場村(読み)きいばばむら

日本歴史地名大系 「木井馬場村」の解説

木井馬場村
きいばばむら

[現在地名]犀川町木井馬場

犬丸いぬまる村の南、はらい川中流域に位置し、小丘陵麓に小集落が点在する。元和八年人畜改帳には馬場村とみえるが、同じ仲津なかつ郡内の下ノ馬場村(のち馬場村と改称、現行橋市)との混同を避けるため一七世紀末までに木井馬場村と改称した(元禄国絵図)。人畜改帳によると給人四人分の高五八〇石余、家数五六・人数一〇七(うち庄屋三・百姓五・名子二七)、牛一二・馬七。郷村高帳には木井馬場村とみえ、高五九七石余、うち新田高一七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android