木南正宣(読み)キナン マサノブ

20世紀日本人名事典 「木南正宣」の解説

木南 正宣
キナン マサノブ

明治〜昭和期の地方行政官 大阪市助役。



生年
明治17(1884)年

没年
昭和5(1930)年7月15日

出生地
大阪府南河内郡

学歴〔年〕
京都帝大経済学部卒

経歴
大阪市役所に入り吏員を務め、大正9年大阪市助役となる。14年欧米先進国の市政視察のため外遊に出て美術振興の必要性を感じ、帰国後、市立美術館の建設推進、大阪美術協会の創設に寄与するなど大阪美術界の発展貢献私財も投じた。昭和3年病を得て退職。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木南正宣」の解説

木南正宣 きなん-まさのぶ

1884-1930 明治-昭和時代前期の地方行政官。
明治17年生まれ。大正9年大阪市助役となり,市立美術館の建設を推進,大阪美術協会の創設に寄与した。昭和5年7月15日死去。47歳。大阪出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android