木原卓三郎(読み)キハラ タクサブロウ

20世紀日本人名事典 「木原卓三郎」の解説

木原 卓三郎
キハラ タクサブロウ

大正・昭和期の解剖学者 京都大学名誉教授



生年
明治25(1892)年2月18日

没年
昭和44(1969)年10月21日

出生地
千葉県

旧姓(旧名)
谷中

学歴〔年〕
京都帝大医科大学〔大正6年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正15年〕

主な受賞名〔年〕
朝日学術文化賞〔昭和31年〕,日本学士院賞〔昭和33年〕

経歴
京都帝大医科大外科学助手、解剖学助手、講師を経て大正12年同大助教授、14年ドイツ留学。昭和2年帰国して同大学教授となり、大阪女子高等医学専門学校講師兼任。30年定年退官後大阪医科大学教授となった。リンパ管系研究で世界的に知られ、31年「脈管外通液路系の研究」で朝日学術文化賞、33年日本学士院賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木原卓三郎」の解説

木原卓三郎 きはら-たくさぶろう

1892-1969 大正-昭和時代の解剖学者。
明治25年2月18日生まれ。昭和2年母校京都帝大の教授となる。30年大阪医大教授。リンパ管系の研究で知られ,「脈管外通液路系に関する研究」により,31年度朝日賞,33年学士院賞。昭和44年10月21日死去。77歳。千葉県出身。旧姓は谷中。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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