木村八郎太夫(読み)きむら はちろうだゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村八郎太夫」の解説

木村八郎太夫 きむら-はちろうだゆう

?-? 江戸時代前期の武士
紀伊(きい)和歌山藩海部郡(あまぐん)代官。同郡大窪村(和歌山県下津町)で,検地による年貢の負担増にたえかねて元和(げんな)の末ごろ戸数が激減したため租税の一部免除を藩にねがいでる。寛永2年(1625)には農民をよびもどし,竹製の蜜柑(みかん)かごつくりを指導するなど村の復興につくした。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android