木村彦右衛門(読み)キムラ ヒコエモン

20世紀日本人名事典 「木村彦右衛門」の解説

木村 彦右衛門
キムラ ヒコエモン

明治〜昭和期の薬学者 大阪薬学専門学校教授。



生年
明治12(1879)年2月5日

没年
昭和8(1933)年5月31日

出身地
大阪府

学歴〔年〕
第五高等学校医学部薬学科〔明治32年〕卒

学位〔年〕
薬学博士〔大正2年〕

経歴
明治35年東京帝国大学で薬化学を研究、40年ドイツに留学しベルリン大学でトーマス博士の指導のもと薬物学の研究を重ね、大正2年帰国。大阪で薬局経営の傍ら、木村理化学研究所を設立し研究に従事。大阪薬学専門学校教授、日本薬剤士会副会長を務めた。著書に「植物解剖生理学」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村彦右衛門」の解説

木村彦右衛門 きむら-ひこえもん

1879-1933 明治-昭和時代前期の薬学者。
明治12年2月5日生まれ。五高医学部薬学科を卒業後,東京帝大,ベルリン大で薬学研究をかさねる。大阪で薬局経営のかたわら木村理化学研究所を創立した。大阪薬専教授,日本薬剤師会副会長。昭和8年5月31日死去。55歳。大阪出身。著作に「植物解剖生理学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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