木版刷本(読み)もくはんすりほん(その他表記)block book

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「木版刷本」の意味・わかりやすい解説

木版刷本
もくはんすりほん
block book

木版で本文と挿絵を刷った本。ヨーロッパでは 15世紀中葉からドイツ,オランダで,挿絵入り宗教書としてつくられたが,その起源は6世紀の中国にさかのぼる。ウマの尾の毛を詰めた革の毬で摩擦して印刷するが,16世紀には A.デューラーによる『黙示録』のような芸術作品に発展した。東洋では挿絵入りではないが木版による仏教経典は早くから制作されており,朝鮮では 750年頃に木版の経典が制作されていたことが判明している。

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