精選版 日本国語大辞典 「木綿帆」の意味・読み・例文・類語 もめん‐ほ【木綿帆】 〘 名詞 〙 ( 「もめんぼ」とも ) 近世初期から筵帆(むしろほ)に代わって主用された、木綿で織った帆布。はじめは綿布二枚を重ねて縫い合わせて丈夫にした刺帆(さしほ)が使われたが、江戸後期には厚手に織った幅の広い織帆(おりほ)(=俗称松右衛門帆)が主に用いられた。帆木綿。[初出の実例]「Momembo(モメンボ)」(出典:日葡辞書(1603‐04))[その他の文献]〔和漢船用集(1766)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例