筵帆(読み)むしろほ

精選版 日本国語大辞典 「筵帆」の意味・読み・例文・類語

むしろ‐ほ【筵帆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「むしろぼ」とも ) 藁(わら)などを編んで作った筵を縦横につなぎ合わせて帆としたもの。近世初期まで主用されたが、その後の木綿帆普及一部荷船漁船で使われる程度となった。ござ帆。
    1. [初出の実例]「莚帆(ムシロボ)を引て三四里も岸をはなれたらんと思ふ頃」(出典談義本・化物判取牒(1755)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む