筵帆(読み)むしろほ

精選版 日本国語大辞典 「筵帆」の意味・読み・例文・類語

むしろ‐ほ【筵帆】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「むしろぼ」とも ) 藁(わら)などを編んで作った筵を縦横につなぎ合わせて帆としたもの。近世初期まで主用されたが、その後の木綿帆普及一部荷船漁船で使われる程度となった。ござ帆。
    1. [初出の実例]「莚帆(ムシロボ)を引て三四里も岸をはなれたらんと思ふ頃」(出典談義本・化物判取牒(1755)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む