木葉蝶(読み)このはちょう

精選版 日本国語大辞典 「木葉蝶」の意味・読み・例文・類語

このは‐ちょう‥テフ【木葉蝶】

  1. 〘 名詞 〙 タテハチョウ科のチョウ。はねの開張六~八センチメートル。はねは前後がとがり、たたむと枯れ葉のように見え、保護色の例として有名。はねの表は黒色で美しい濃青紫色の光沢があり、前ばねの中央に橙色の広い斜帯がある。成虫はミカン類の樹液などに集まり、成虫で越冬する。幼虫はオキナワスズムシソウなどの葉を食べる。沖縄、台湾、ネパールなどに分布。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「木葉蝶」の解説

木葉蝶 (コノハチョウ)

学名Kallima inachus
動物。タテハチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android