木蠧蛾(読み)ぼくとうが

精選版 日本国語大辞典 「木蠧蛾」の意味・読み・例文・類語

ぼくとう‐が【木蠧蛾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ボクトウガ科のガの総称。原始的な中形から大形のガ。触角は両櫛状(りょうしつじょう)、鰓状、糸状など。はね細形夜行性で、幼虫は木の材部を食害する。日本には七種産する。
  3. ボクトウガ科のガ。はねの開張四~六センチメートルほど。はねは黒褐色で、灰褐色鱗粉を散らす。北海道、本州九州、中国に分布し、成虫は夏に現われ、灯火に来る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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