木賊山町(読み)とくさやまちよう

日本歴史地名大系 「木賊山町」の解説

木賊山町
とくさやまちよう

下京区仏光寺通油小路東入

東西に通る仏光寺ぶつこうじ(旧五条坊門小路)を挟む両側町。

平安京の条坊では左京五条二坊三保一四町北側及び同四保一五町南側の地、平安中期以降は五条坊門油小路の東にあたる。

明徳四年(一三九三)の法観寺文書によれば、

<資料は省略されています

とあり、当町北つら付近に八坂法観やさかほうかん(現東山区)領が所在、当時は田地であったことが注目される。元亀二年(一五七一)の上下京御膳方御月賄米寄帳(立入宗継文書)には、「川ヨリ西組」の町組を構成する町に「とくさ山」があり、現町名に共通。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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