木頭名村
きとうみようむら
[現在地名]木沢村木頭名
出羽村の西、坂州木頭川左岸山間に位置する。明暦四年(一六五八)書写の天正一七年(一五八九)の仁宇谷検地帳(湯浅家文書)によれば、拝宮村(現上那賀町)の轟谷を含み、田一反余・畠一町四反余・居屋敷八畝余、計一町六反余、高八石余。正保国絵図では「長安之内木頭名村」とみえる。寛文四年(一六六四)の郷村高辻帳では長安村(現上那賀町)の枝村として村名がみえる。享保七年(一七二二)の仁宇谷村々棟付帳(湯浅家文書)では高九石。文化一〇年(一八一三)の高都帳でも同高。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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